◇リラ・メディテーションのすすめ <2005.01.28 第11号>

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□ 内観法の効用

 

 効用という言葉が適切かどうかは分かりませんが、内観法によって、過去の

自分を見直す作業は、リラ・メディテーションの「想う」のやり方に、非常に

大きな影響を与えます。

 

 先週号にも書きましたが、潜在意識は、あなたの体験したすべてのことを記

憶しています。宇宙空間であるこの潜在意識から、あなたの顕在意識(自分で

コントロールできる意識)に記憶を引き出してくるのがこの内観法なのです。

 

 コンピュータでいうハードディスクの中のデータを潜在意識とするならば、

顕在意識は、作業するためのデスクトップというところでしょうか。

 

 どうしてもリラ・メディテーションを実践し始めの頃は、「想う」ときに、

欲しいもの、手に入れたい映像を“頑張って”イメージしがちです。「私はア

レを手に入れたいのだから、こういうふうにイメージしなくちゃ」とイメージ

を無理してつくろうとしてしまいます。

 

 これは、リラ・メディテーションの“リラ”の部分、リラックスが妨げられ

てしまいますので十分に気をつける必要があります。

 

 そこでこの内観法の効用が大切な要素となってきます。子供の頃に感じた

様々な思い出、青年期に味わった挫折感などを冷静に振り返ることで、自然に

自分の求めるイメージ映像がとめどなく湧き出るようになるのです。

 

 「過去なんて振り返らず、未来に向かって走れ!」などという声が聞こえて

きそうですが、今の自分が“果”だとすれば、これまでの人生すべてが“因”

なのですがら、そこをしっかりと振り返り、時には反芻して再体験しなくては、

何が未来なのでしょうか。

 

 未来という言葉には良い響きがありますが、現実にみなさんが未来を想像し

た時に思い描くのは、将来の不安がほとんどではないのでしょうか。ですから、

自分の本当に成りたい姿、本当に欲しいものを見つけて進んでいくことで、

不安を消し去る作業(自分の求める映像と差し替えていく作業)を常に行って

いかなくてはならないと考えるのです。

 

 「私の命題とはこれだー!」とスローガンのようには、なかなか出てくるも

のではありませんが、内観法により自然に「想い」が拡がっていく何かを見つ

けだせればラッキーだなくらいに思ってトライし続けてください。

 

 人間、自分自身に一番興味があります。ですから自分自身を見つめ直すこれ

らの作業は、あなたに、もの凄く影響を与えることでしょう。誰からか教えら

れたものではありません。自分の中から沸き上がってくる新しい生き方、考え

方をあなたは手に入れることができるのです。

 

 さあ、めいいっぱい過去を振り返りましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

relamedi@infoseek.jp